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額の強度と仮縁

  • 2023年9月25日
  • 読了時間: 2分

大抵、美術館に展示するときは、強度のある仮縁を使用している。

額は、慎重に扱わないと、特に運搬に弱く、ちょっとぶつければキズが付くし、角が割れてきたりする。搬入、搬出、撮影、審査とあちこち移動するので、強度を持たせるため、アルミや木製の仮縁に入れる。大きいサイズでなければ、オーダーフレームも良いかもしれないが、オーダーで作って、家に飾ろうとすれば、意外とキズがついていたり、欠けていたりする。家に飾るのなら、作品が家に返却されて来てからのオーダーフレームにしたほうが安全だ。

今年の都美術館では、以前作った(オーダーフレーム)木製のシンプルな額だったが、2回目の展示だというのに、よく見るとあちこち欠けていたりする。とりあえず応急処置で、マーカーで目立つ塗装の取れた箇所を塗ったが。。。

今回の仮縁も、以前使用したことのある、2回目のフレーム。アルミだが、木製っぽく印刷されたシールを貼っているものだ。普通は、キャンバスを入れて留めて使用する。私は、版画なので、いつもは紙作品でキズが付きやすいので、プロテクトするためのアクリル板、作品が直接アクリル板に付かないように、2ミリ程度の隙間を作るためのマット台紙、そして、強度を持たせるためのベニヤパネルを入れている。実は仮縁によって厚みのあるものも入るタイプがある。今回は、アルフレームという種類の、CD22を使う。このタイプだと高さ43ミリ位は入る。私の作品は今回1番高さのあるもので、30ミリ。しかし、アクリル板に接触しないための隙間を持たなければならない。そして、裏板も、強度と湿気予防を兼ねたものを扱わなくてはならない。合板も考えたが、いざホームセンターへ行くと、いくらか反っていた。作品が紙なので、反った裏板の影響で、高さを付けた作品の部分を押し出すと、アクリル板に作品が接触してしまうので、ダンボールのような構造の、厚みが5ミリあるカーボネードを使用。作品厚を保つ為のスペーサーも、カーボネードの板から取れるので、ちょっとオシャレ?っぽくこれで制作。紙作品のため念の為、カーボネードの板と作品の間に湿気予防の中性紙を1枚と、カーボネードの板が透けるので、黒のラシャ紙をかませてみました。。。


 
 
 

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